これを書いている時点で、6/9から2週間以上経っているスーダスです。カクノオソスギダロ
今回はツーリングカーのリアルな動きを目指して、TT-02を重量UPしシェイクダウンするまでの経緯をご紹介!
リアルな動きのツーリングカーでレースがしたい
まずは実車のGTレースを見る。
続いてR/Cツーリングカーのレースを見る。
うん、R/Cカーのコーナリングって速くない?
実際に速いのだと思うが、コレにはおそらく2つの理由がある。
- 縮尺に対して重量が軽すぎる
- タイヤのグリップが高すぎる
縮尺1/10に対して重量1/1000になっていることが大きいのか?
物理法則的には(たまたま)合ってるけどね。
もし軽すぎることに原因があるのなら、とにかく重くすればリアルな走りに近づくんじゃないか?
という事で、まずは2kgを目指してやってみることにした。
重りアレコレ
さて、重くするのはよいが、何を使って重くしたものか?
R/Cカーにはバランスウェイトというオプションパーツがある。
バランスウェイトは5~10g/個、R/Cカーはバッテリーやメカ込みで1400g前後
2kgを目指すには10gの重りを50個以上つけなければいけない。埒があかない
他によい重りはないか?100均、釣具屋、ホームセンターと回ってみた。
100均で書道用の文鎮を見つけたが、サイズが合わない。
釣具屋で純粋に重りを見つけたが、形が微妙。
そしてホームセンターで見つけた500g鉛の塊。
これ1個載せれば行けるんじゃないか?と思って、TT-02Sに載せてみた。
でかい。まともに搭載できない。
やっぱりネットショッピングに頼るしかない!
小分の鉛塊がいっぱい入った商品はないか?
あった。
楽天で入手した80~90g/個のチロルチョコサイズの鉛
しかし、これでもデカくて、シャシーの隙間に搭載できない。!
う~ん…としばし考えた結果、アッパーデッキに載せればいいんじゃないか?と思いつく。
TT-02用魔改造パーツで有名なJOLT PRODUCTS製アッパーデッキを買ってみた。
さっそく重りを並べてみる。
キタコレ!500gオーバー
完成!重量級TT-02S
重りを載せた500gオーバーのアッパーアームを装着。
シャシー重量で1800gオーバーを達成。
ボディ重量込みで1900gと言ったところか?
目標の2kgには届かないが、重量化の傾向はつかめるはず。
そう思った私はとりあえずシェイクダウンすることにした。
重量級TT-02Sシェイクダウン
6/9平日なので誰もいないサーキットに約2kgのTT-02Sを持ち込んだ。
いざ、実走。
モーターはヨコモZERO2 21.5T
バッテリーはLiPo
ESCはその辺に転がっていたGforce TS90
タイヤはこのサーキットでピカ1の低グリップ力を誇るミディアムナローレーシングタイヤをチョイス。
グリップ力が低いとまともに走ることも難しくなる可能性もあるので、恐る恐る走り始める。
当たり前だが動きが重い。
アッパーデッキに重りを搭載したことで重心が上がったせいか、コーナリング中のロールも大きく見える。
しかし、思ったほど遅くないし、思ったほど減速が必要なコーナーも必要ない。
どうやら、重量増でレーシングラジアルのグリップ力が増しているようだ。
もしや、と思ってリヤウィングを外してみる。
ウィングレスボディで再びコースインするが何ら問題ない。
これは朗報。
ウィングでボディのリアルさをスポイルされることもなく遊べる!
しかし、弱点も見つかった。
モーターとESCが異常に熱くなる
重量が500g増えて、1.3倍ほどになっているので、考えてみれば当たり前である。
冷却対策が必要だなぁ。。。
重量級TT-02Sまとめ
今回の重量増によるリアルレーシングカー計画まとめ
- 500gの鉛塊はデカすぎる
- 重量を増すとタイヤのグリップも増して、思ったほどコーナリング速度は落ちない。
- ウィングは不要
- モーターとESCの熱がやばい。
そもそもコーナーリング速度を落としてリアル度を高めるためにこの企画を始めたのだが、
肝心のコーナリング速度は落ちてない。
う~ん、どうしよ~?
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